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2017年2月4日(土)

沖縄に新基地いらぬ

ホワイトハウス前 米在住 県出身者ら

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(写真)「もういいかげんにして!沖縄から米軍基地は撤去を」との横断幕を掲げ、辺野古新基地問題を知らせる米在住日本人ら=2日、ワシントン(洞口昇幸撮影)

 【ワシントン=洞口昇幸】翁長雄志沖縄県知事の訪米に合わせて2日、米在住の沖縄県出身者らがワシントンのホワイトハウス前で横断幕などを掲げ、名護市辺野古での米軍新基地建設問題と、それに反対する県民多数の民意に関心を持つよう呼び掛けました。

 「いいかげんにして!沖縄から米軍基地は撤去を」と書かれた巨大な横断幕や、「NO!オスプレイ」とのプラカードに、ホワイトハウス前を通る人たちは足を止め、スマートフォンなどで撮影する人もいました。

 沖縄から米国に移住して約30年の女性(52)は「沖縄の人たちは(米軍基地に使われている)沖縄の土地を返してほしいと、当然の要求をしているだけだ」と訴えました。

 母親が沖縄出身で米国育ちのアリス・ニューベリーさん(22)は「もう沖縄に新たな基地はいらない」と強調。トランプ米政権の軍拡路線の下での沖縄の先行きを心配していると述べた上で、「米国の軍国主義に対抗するためには、市民運動が国際的に連帯することがさらに必要だ」と語りました。


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