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2016年12月30日(金)

きょうの潮流

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 28日に茨城県で発生した震度6弱の地震は、東日本大震災の余震だと指摘されています。5年9カ月を経てもやまない強い揺れ。大地震の怖さと深刻さを改めて感じます▼今年4月、震度7の激震が2度にわたって起きた熊本地震も余震が収まらず、震度1以上の揺れが4200回余に。いつまた激震に襲われるのか…。被災者の不安な日々は続きます▼熊本地震では、地震後の災害関連死が100人を超えました。倒壊などによる直接死50人の倍以上の人が、その後の苦境のなかで命を奪われていったのです▼一時は18万人を超えた避難者。避難所では、カップ麺や菓子パンだけの生活を強いられる人が少なくありませんでした。被災地でたびたび聞いた訴え。「アベノミクスなんて調子のいいことを言う前に、被災者にもっと支援の手を」▼東日本大震災の被災地でもそうであったように、熊本地震の被災者も、生活再建のために次々と立ち上がりました。熊本市では、避難所の被災者が日本共産党や市民団体とともに市と交渉し、食事などの改善を実現。共産党などがすすめる「一部損壊」住宅への公的支援を求める署名は、被災者の中で大きく広がっています▼熊本からうれしい知らせが届きました。対市交渉に参加した男性が12月半ばに日本共産党の一員になったのです。その男性は「国民の苦難解決に努力する姿に共感した」と入党を決意しました。道半ばの被災地の復興。歩みを進めるために被災者との連携をいっそう強めたい。


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