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2016年12月21日(水)

きょうの潮流

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 テレビドラマ「ドクターX」の決め台詞(ぜりふ)は「私、失敗しないので」。難しい手術に挑み成功させます▼主人公のもう一つの決め台詞が「いたしません」。きっぱりと言い切るその姿勢はスカッとします。言えそうで言えない言葉です。とくに相手が政府となると▼「軍事研究は、いたしません」。関西大学(芝井敬司学長)などの毅然(きぜん)とした姿勢がすがすがしい。関大は防衛省による「防衛装備品」に応用できる研究テーマの募集への申請を認めないことを決めました。軍事に関わる国内外の公的機関や企業からの資金も受け入れません▼防衛省は2017年度予算案の概算要求で「安全保障技術研究推進制度」(15年度導入)に110億円を計上しました。前年度の実に18倍です。研究者を一気に兵器の研究開発に動員しようという狙いです▼一方で、研究者が自由に使える研究費は底をついています。この10年間で国立大学の運営費交付金が約1500億円削減され、個人研究費が年50万円未満の研究者は6割にのぼります。研究費不足から研究者を軍事研究に追いやる。そのやり方を、池内了(さとる)・名古屋大学名誉教授は「研究者版『経済的徴兵制』だ」と告発します▼「戦争は、防衛を名目に始まる。戦争は、兵器産業に富をもたらす。戦争は、すぐに制御が効かなくなる」。反響を呼んだ自由と平和のための京大有志の会の声明書は次のように宣言します。「学問は、戦争の武器ではない。学問は、商売の道具ではない。学問は、権力の下僕ではない」


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