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2016年11月5日(土)

「慰安婦」被害者の尊厳回復へ努力

日韓・韓日議連が共同声明

井上・辰巳両議員が参加

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(写真)4日、ソウルで開かれた第39回日韓・韓日議員連盟合同総会(面川誠撮影)

 【ソウル=面川誠】日韓議員連盟(日本側)と韓日議員連盟(韓国側)の第39回合同総会が4日、ソウルで開かれ、「『慰安婦』問題が被害者当事者たちの名誉と尊厳が回復され心の傷が癒やされるようにという昨年の12・28両国政府の合意にのっとって、これからも相互互恵の精神でともに努力する」との共同声明を採択し、閉幕しました。

 日本側から25人、韓国側から70人の国会議員がそれぞれ参加。日本共産党からは井上哲士、辰巳孝太郎の両参院議員が参加しました。

 共同声明は、北朝鮮の核実験やミサイル発射が「北東アジアおよび世界の平和と安定に対する深刻な脅威」と指摘。「北朝鮮による拉致および人権侵害の問題を持続的に世界に発信する」としています。

 また、2018年の平昌冬季五輪・パラリンピックと20年の東京夏季五輪・パラリンピックが「環境問題およびバリアフリーを最大限に考慮した模範的なオリンピック・パラリンピックになるよう協力する」ことで一致しました。

 開幕式であいさつした韓国の丁世均(チョン・セギュン)国会議長は、「北朝鮮核問題の解決と平和と協力の北東アジア秩序構築」のために各国の議会も役割を果たすべきだと指摘。6カ国協議を構成する日本、韓国、北朝鮮、中国、米国、ロシアによる「議会間協力体制の構築」を呼び掛けました。

 共同声明採択に先立ち、総会は安保・外交、経済・科学、社会・文化、法的地位、未来、女性の六つの分科委員会を開催。井上氏は安保・外交分科委に出席、辰巳氏は未来分科委に出席し委員長代理を務めました。

 3日には徐清源(ソ・チョンウォン)韓日議連会長主催の夕食会が開かれ、井上、辰巳両氏は韓国側の議員らと懇談、交流しました。


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