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2016年10月24日(月)

“憲法いかし、共同広げよう”

平和大会が閉会

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(写真)ピースパレードをする参加者=23日、青森県三沢市

 「軍事同盟ではなく、憲法をいかした平和な日本とアジアを」などを掲げて青森県三沢市で開かれていた「2016年日本平和大会in三沢」は23日、閉会しました。若者を先頭に三沢基地周辺をピースパレードし、「命を守れ」「オスプレイいらない」と唱和しました。

 閉会集会では、自衛隊員を家族にもつ富山正樹さんが訴えました。戦争法の危険性を知った富山さんは昨年7月から、地元福岡で抗議のスタンディングを1人で始めました。「何かしなければ絶対に後悔する。南スーダンへ、青森から若者を行かせてはいけない」

 あいさつした安保破棄中央実行委員会の東森英男事務局長は、大会を通じて戦争法の具体化や憲法改悪の動きの根源にある日米軍事同盟をなくす重要性が深められたと強調。「激動の情勢のもと、学んだことを広げ、地域から劇的に幅広い共同の発展を勝ち取ろう」と呼びかけました。

 おもちゃ屋の店内からパレードを見ていた店主の男性(67)は「自衛隊員のことを考えると心配になる。今の政治を見ていたら、こうして意思を表明するのは大事なことだと思う」と語りました。

 初めて参加した沖縄県東村高江の男性(26)は、いいます。「三沢基地のことを知って、沖縄と共通する問題や課題が多いと感じた。同世代ともたくさん交流ができた。地元に帰ったら、若者へ米軍基地についての意識調査をやってみたい」

 来年の開催地は、米軍岩国基地がある山口県と発表しました。


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