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2016年10月12日(水)

稲田防衛相の「核保有」発言 「撤回せず」と答弁

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 稲田朋美防衛相は11日の参院予算委員会で、かつての雑誌の対談で「核保有を検討すべきだ」とした自身の発言について「撤回するつもりはない」と明言しました。民進党の白真勲氏への答弁。

 稲田氏は、2011年3月の対談で「野党時代の一政治家として、そのときの政治情勢によって発言した」と説明。核兵器であっても「必要最小限の実力」にあてはまる場合、「保有することは、必ずしも憲法の禁止するところではない」との考えを示しました。その上で「わが国は非核三原則を堅持しており、核兵器保有はあり得ず、検討することもない」と強調しました。

 また、安倍晋三首相は、北大西洋条約機構(NATO)加盟国に米の戦術核が配備されているニュークリア・シェアリング(核共有)について、検討すべきだと過去に発言したことを認めました。白氏の質問に対し、首相は「どういう意味があったか、抑止力の高め方を検討、研究していく必要があると言った」と述べた上で、「日本が核を保有、使用するということとは異なる」と弁明しました。


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