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2016年10月9日(日)

きょうの潮流

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 こんな川柳がラジオで紹介されていました。〈資金源 パーティーならば 胸張って〉。やたらと励ます会が開かれる政界を皮肉ったものです。なにしろ数千万円もの巨額が一度に集まるのですから▼“安倍首相1億4777万円、麻生副総理1億1013万円、岸田外相1億5348万円”。これは2013年、14年の2年間で彼らがパーティーで得た金額。今年2月の国会で共産党の穀田恵二議員が明らかにしました▼みずから自粛すると定めながら、打ち出の小槌(づち)のようにパーティーを開いて資金を集める。自民党の金権体質は、一般社会からかけ離れたところで特有の慣習をつくってきました。それを示したのが白紙の領収書です▼今国会で小池晃議員が追及しました。本紙日曜版がスクープした筆跡が同じの領収書。主催者側が白紙で出し、払った側が好きに金額を書き込める。およそ領収書の体をなしてないことが「しばしば」(稲田防衛相)行われていたのです▼各メディアが取り上げ、党本部や「赤旗」にも連日、街の声が届いています。なかには白紙の領収書について税務署に聞いたら、「絶対、通らない」と言われたと。富山での領収書偽造といい、彼らのあしき慣習が、いかに世間では通用しないか▼「何ら問題はない」と開き直る安倍政権の閣僚たち。所管大臣の高市総務相にいたっては法的に問題なしと資格が疑われる答弁を平然と。非常識の世界にどっぷりと浸った彼らに国民に寄りそう政治など望むべくもないでしょう。


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