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2016年9月27日(火)

“生きる権利奪うな”

相模原事件2カ月 障害者らアピール

国会周辺

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(写真)多様性の尊重を求め、銀座を行進する人たち=26日、東京都中央区

 「障害者の生きる権利を奪うな!」―。相模原市の障害者施設で殺傷事件が起きて2カ月の26日、障害者らが思いをメッセージボードに書いて掲げ、国会周辺でアピール行進しました。

 福島県田村市から車いすで参加した女性(63)は「事件の加害者は、今の社会の一つの縮図ではないかと思います。障害者について政治や教育をしっかりしてほしい」と訴えました。

 東京都新宿区の男性(26)は「僕は自分の言葉で話せないけど、介助があれば心の声を訴えることができます。殺された仲間たちは声も出ず動くこともできませんが心も感情もあります。だからこそ見た目で判断せず、どんな障害があろうと命の重さは同じです」と語りました。


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