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2016年8月7日(日)

南米初 リオ五輪開幕

最多205カ国・地域が集う

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 【リオデジャネイロ=五輪取材団】南米で初開催の第31回夏季オリンピック・リオデジャネイロ大会の開会式が5日夜(日本時間6日午前)、リオ市内のマラカナン競技場で行われ、4年に1度のスポーツの祭典が盛大に開幕しました。

 「新しい世界」をスローガンに掲げる大会には、史上最多の205カ国・地域から1万人を超える選手が参加しました。コソボ、南スーダンが初参加し、シリアなどから逃れた選手で初めて「難民選手団」が結成されました。

 開会式では、軽快なサンバのリズムがあふれた華やかなムードに包まれました。一つの地球で人種や宗教など多様性を認め合い、自然環境を守る大切さを訴えました。

 日本選手団は陸上男子十種競技の右代啓祐選手が旗手を務め行進。聖火点灯では、アテネ五輪男子マラソン銅メダルのバンデルレイ・デリマさんが最終走者を務めました。

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、「五輪の世界では皆が平等だ。人類共通の価値は私たちを分断する力よりも強い。五輪の連帯の精神に基づき、大いなる敬意をもって難民選手団を歓迎する」とあいさつしました。

 大会には、国ぐるみのドーピング問題に揺れたロシアの参加が認められました。同時に不正を排し、クリーンな五輪に向けた一歩をどう刻むのか、大きな課題を抱えています。

 6日からは本格的に各競技が始まり、21日までの17日間、熱戦を繰り広げます。


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