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2016年8月2日(火)

臨時国会開会 新しい条件と可能性を生かして、国民の期待に応える奮闘を

国会議員団総会 志位委員長があいさつ

当選6議員が初登院

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(写真)初登院する(左から)田村智子、市田忠義、山添拓、岩渕友、武田良介、大門実紀史の各氏=1日、国会正面玄関

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(写真)日本共産党国会議員団総会。左は、あいさつする志位和夫委員長=1日、国会内

 7月の参院選を受けた第191臨時国会が1日に召集され、当選した参院議員が初登院しました。初当選した日本共産党の岩渕友、武田良介、山添拓の各氏と議席を引き続き確保した市田忠義、大門実紀史、田村智子の各氏の6議員が全員そろって登院。中央玄関前では、野党統一候補として当選した参院議員らと固い握手とエールを交換しあい、国会での活動のスタートを切りました。日本共産党国会議員団総会では、志位和夫委員長があいさつ。新人議員がそれぞれ、国会にのぞむ決意を力強く表明しました。会期は3日までの3日間。

 (志位委員長あいさつ)


 あいさつで志位氏は、31日に投開票された東京都知事選挙で市民と野党が共同して推した鳥越俊太郎候補が大健闘したことについてふれ、「今後につながる二つの大きな成果をあげた」と強調。鳥越氏が都民の願いに応えた政治の転換の旗印を鮮明に掲げたこと、「4野党プラス市民」という共闘の枠組みが首都・東京でも実現したことの意義を語りました。

 また、7月の参院選では、野党と市民の共闘で大きな成功をおさめ、日本共産党は参院比例で史上2番目の得票という重要な成果をあげたことを報告。参院選で切り開かれた新しい条件と可能性について言及しました。

 日本共産党は、参院の議席を11から14に伸ばしました。志位氏は、17の常任委員会すべてに委員を出し、今後のたたかいの要となる予算委員会や憲法審査会で委員を2人から3人に増やしたことなどをあげ、「質問時間も発言力も大幅に増えることになる」と強調しました。

 また、11人の野党統一候補の議席は4野党と市民が力を合わせて勝ちとった議席です。志位氏は「私たちにとって友人の議席だ」として、「交流と連携を強め、国会内でも、それぞれの地域でも、共通して掲げた公約の実現のために協力して取り組んでいきたい」と訴えました。

 さらに、4野党が市民とともに、歴史的政治戦を肩を並べてたたかったことで、新しい連帯と信頼の絆が生まれています。志位氏は「今後の国会活動を進めるうえでも、大きな財産となる」と強調。「日本共産党議員団の35議席への前進、11人の野党統一候補の議席、4野党と市民の共闘の発展―これらの新しい条件と可能性を最大限に生かして、国民の期待に応える大奮闘をやろう」と訴えました。

 さらに志位氏は、安倍政権が選挙後、手のひらを返したように暴走を始めようとしていることを指摘。改憲への暴走、沖縄の民意を無視した米軍基地の押し付け、大型公共事業へのばらまきと社会保障の大改悪計画づくりなど、選挙が終われば暴走を始める安倍政権のやり方を告発し、「このような『だまし討ち』の政治は長続きしないし、させてはならない」として、「あらゆる分野で安倍政権の暴走を止め、政治の転換をはかるたたかいに、新たな決意で臨もう」と訴えました。


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