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2016年6月27日(月)

“参院選 焦点は憲法”

兵庫 関西22大学有志の会集い

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(写真)力のこもった発言が続いた、安保関連法に反対する関西圏大学有志の会共同集会=26日、兵庫県西宮市

 戦争法(安保関連法)に反対する、関西圏を中心にした22の大学の「有志の会」が26日、兵庫県西宮市の関西学院大学に一堂に集い、「この国に未来を築こう」と題して共同集会を開きました。同実行委員会が主催。

 京都精華大学専任講師の白井聡さんが基調講演しました。白井氏は冒頭に「今回の参院選の焦点は憲法改正だ」と発言。安倍政権は憲法改正を参院選の公約に盛り込みながら争点を隠し、3分の2の獲得を目指していると指摘。国家緊急事態条項から憲法改正に着手しようとしていると批判し、「この危機的な状況を市民社会に広く伝える必要がある」と話しました。

 リレートークでは、安保法制に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者有志の会の佐野潤一郎さんなど各大学有志の会が発言。シールズ関西、安保関連法に反対するママと有志の会@兵庫、甲東平和を考える会も登壇しました。

 「戦争しない国」のための京都橘大学有志の会の神谷栄司さんは「与党が3分の2をうかがうと報道されているが、市民と野党が攻めている。まだ2週間ある。選挙はやってみなければわからない」と発言。違憲安全保障関連法に反対する大阪市立大学有志の会の新ケ江章友さんは「学者それぞれの専門性を生かし、学者の会として結集してたたかわなければならない」と話しました。


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