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2016年5月22日(日)

野党・市民の共同で戦争法廃止の政府実現へ

結成35年 革新懇総会

志位委員長が特別発言

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 全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)は21日、東京都内で第36回総会を開きました。結成から35年を迎え、国民的共同を広げてきた歩みを確信にして、野党・市民の共闘で戦争法廃止と国民連合政府の実現へ全力をあげる決意にあふれました。日本共産党の志位和夫委員長・革新懇代表世話人が特別発言を行いました。


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(写真)各地・各界の発言が相次いだ全国革新懇の第36回総会=21日、東京都千代田区

 報告と提案を行った笠井貴美代代表世話人(新日本婦人の会会長)は、「革新懇は、戦争法廃止のたたかいの共同の『要』の役割を発揮した」と強調。「私たちの運動は『戦争法廃止の政府』構想を持ち、国政の中心的な課題を共通目標に掲げ、国政選挙での全国的な政党間共闘を進める新しい段階を迎えている。参院選で必ず勝利しよう」と呼びかけました。

 特別発言した全労連の小田川義和議長は、「戦争法案反対のたたかいを通じて、かつてない市民の共同が発展し、市民と野党の共闘がつくりだす政治的力への確信が共有された」と指摘。戦争法廃止のたたかいが、2000万統一署名の取り組みや市民連合の結成、野党統一候補をつくりだす力になったとのべ、市民と野党共闘の力で参院選に必ず勝利しようと呼びかけました。

 志位氏は、野党共闘の到達点と参院選をめぐる情勢について報告し、「市民の運動に背中を押されて野党共闘が大きく前進してきました」と強調。32すべての1人区で野党統一候補勝利のために全力をあげると表明しました。さらに、「日本共産党の大きな躍進は、安倍暴走を食い止め、日本の政治の根本的転換をはかる上で重要であるとともに、野党と市民の共闘をさらに前進させ、新しい政治をつくる上で最も確かな力になります」とのべ、躍進への決意を表明しました。

 野党統一候補が大健闘した衆院北海道5区補選(4月)について、道革新懇の黒澤幸一代表世話人は「市民、政党、労組、諸団体がつながる画期的選挙戦になり、今後のたたかいに希望とファイトがわく経験を全国に示せた」と強調。「市民が政治を変える、この決意で攻めの選挙を総がかりで探求し勝利する」とのべました。

 全国に先駆けて野党統一候補が実現した熊本県革新懇の猪飼隆明代表世話人は、「市民が支えてきた水俣病問題のたたかいや、憲法を守る党派を超えたたたかいがあったからだ」と発言。「復興へ手をつなごう。これを私たちの運動の中心として、震災復興と参院選勝利へ頑張る」とのべました。

 沖縄革新懇の宮城達事務局長は、「元海兵隊員による女性殺害事件に県民の悲しみと怒りが止まらない」とのべ「辺野古新基地ストップどころか、すべての米軍基地の閉鎖・撤去がオール沖縄の声だ」と訴えました。総会は、「沖縄での元海兵隊員による女性殺人事件に満身の怒りを込めて抗議する」との特別決議を採択しました。


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