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2016年5月21日(土)

問題多い政治 声出し続ける

ティーンズソウルが国会前抗議

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(写真)「選挙に行けば政治は変わる」とコールするティーンズソウルのメンバー=20日、国会正門前

 安倍政権の退陣、安保法制(戦争法)の廃止を求めて20日夜、高校生を中心とした10代のグループ「T‐ns SOWL」(ティーンズソウル)が国会正門前抗議行動を行いました。

 参加者は「私は安倍政権に反対します」と書かれたプラカードを掲げ、「憲法守れ」「集団的自衛権はいらない」と声をあげました。

 同グループは、夏の参院選へ向けて「自分たちに出来ることをやりたい」と、毎週金曜日に国会前抗議を呼びかけています。行動は4月29日からスタート、今回で4回目です。

 マイクを握った高校生のりゅーきさんは、今の政治について「問題が多すぎると思う。自分たちにできることは、『おかしい』と声を出すこと。頑張っていきましょう」と語り、「野党は共闘」とコールしました。

 抗議行動には、野党の国会議員も参加しました。スピーチした日本共産党の藤野保史政策委員長(衆院議員)は「みなさんの力で政治が動いています。国会内外で共闘をもっと広げて、野党と市民の力で新しい政治の扉を開きましょう」と呼びかけました。

 社民党の福島瑞穂副党首は「安倍内閣を退陣に追い込むまで、一緒に頑張りましょう」と語りました。


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