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2016年5月18日(水)

日韓議会未来対話開く

国会の交流、発展めざす

笠井氏が出席

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 日本と韓国の国会の交流、発展をめざす「第1回日韓議会未来対話」が17日、国会内で開かれ、日本共産党から笠井亮衆院議員が出席しました。同対話は昨年10月、大島理森衆院議長が訪韓した際に開催が話し合われ、実現したもの。日韓超党派の議員が参加し、韓国からは専門家を含め9人が来日しました。

 開会式では、大島議長と韓国の鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長があいさつ。大島氏は、「重要なことは、困難なときでも対話を継続することだ。両議会の信頼関係を強固のものとすることを期待する」と述べました。鄭氏は自身が議長になった2014年は日韓関係が冷え込んでいたと語り、「対話は両議会にとって歴史深いものになる」と語りました。

 「日韓関係および北東アジアにおける協力」を議題とした第1セッションで笠井氏が発言。昨年末に日韓政府が「慰安婦」問題で合意したことは「解決に向けた前進」だとし、「全面的な解決に向け、日本側が過去の歴史に向き合い、反省し教訓にすることを明確にし、その姿勢を堅持し続けることが大事だ」と強調しました。

 笠井氏は今年1月の北朝鮮の核実験強行について改めて抗議を表明。国連で採択された北朝鮮に対する制裁決議に触れ、6カ国協議の再開に向け、「国際社会の一致結束した外交努力が何よりも大切」と述べました。

 また、日本共産党はいかなる問題も外交的解決に徹する外交戦略を日本が確立することを訴え、「北東アジア平和協力構想」を提唱してきたと紹介。「『構想』の実現のために関係各国との対話を続けてきたが、引き続き意見交換をしたい」と語りました。

 これに対し、セヌリ党の鄭柄国(チョン・ビョングク)議員、「共に民主党」の尹厚徳(ユン・フドク)議員から共感の意見が述べられました。


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