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2016年5月14日(土)

政権倒し原発ゼロへ

反原連が官邸前抗議

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(写真)川内原発の即時停止を訴える参加者=13日、首相官邸前

 首都圏反原発連合(反原連)は13日夜、首相官邸前抗議を行いました。地震が続く九州から四国、近畿、東海、関東まで延びる活断層「中央構造線」のすぐそばにある伊方原発(愛媛県)の再稼働を狙う安倍晋三政権。参加者から「安倍政権を倒し、原発の稼働をとめ、原発ゼロを実現したい」などの声があがりました。

 国会正門前でスピーチした神奈川県茅ケ崎市の男性(51)は兄弟が熊本市にいます。「余震が続き多くの人が避難している。いま動いている川内原発はすぐに止めてほしい。原発のない社会をつくるため、ここで声をあげ、頑張りましょう」と訴えました。

 横浜市の女性(69)は「大きな活断層が目の前にあり、危険だとわかっているのに伊方原発の再稼働なんてありえない。安倍首相は原発に反対する声を聞かない。このまま首相を続けさせるわけにはいかない」。

 さいたま市の男性(56)は「地震がこれからどう展開するのか分からないのだから、川内原発を止め、伊方原発の再稼働はやめるべきです。国民の命を守る姿勢がない安倍政権を原発をなくすためにも倒したい」と語りました。

 この日、700人(主催者発表)が参加。日本共産党の吉良よし子参院議員がスピーチしました。


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