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2016年5月13日(金)

神奈川県議会 共産党の代表質問権奪う動き

県民ら傍聴・抗議行動

「民主主義を破壊するな」

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 神奈川県議会が日本共産党県議団(6人)に代表質問をさせない動きを強めており、民主主義に反する暴挙だとして県民の怒りが広がっています。11・12の両日、断続的に開かれた議会運営委員会には、県内外から多くの人が傍聴に駆け付け、県庁(横浜市中区)前に立って「民主主義を破壊するな」などと抗議のアピールをしました。


写真

(写真)新庁舎に向けてプラカードを掲げる人たち。後ろは本庁舎=12日、横浜市中区

ネットでも反響

 議運では共産党以外の党と会派は、共産党が本会議の討論で請願にたいする賛否の一部を間違えたことやこれまでの議会対応を口実に共産党は未熟だとして代表質問をさせないよう議会のルールに例外規定を設けることを主張。共産党の井坂新哉団長は間違いには適切に対応したとし、今後間違いのないよう努力すると述べ「代表質問を辞退する問題ではない」と主張しました。

 県庁前では駆けつけた人たちが抗議のスタンディング。

 2日間傍聴した男性(48)=横浜市旭区=は、「共産党の代表質問を制限するな」などのプラカードを自作し、立ちました。「(他党・会派は)共産党が未熟だからと質問を制限しようとしていますが、それでは何の解決にもならない。民主主義の名に恥じない議会運営をしてほしい」と訴えました。

 インターネット上での注目もかつてなく集まりました。

 ネット上には、「正直、自分は日本共産党にあまりいい印象はない。それでも、発言権を奪うことには反対である。彼らは県民から選ばれた者であり、県民の代弁者なのである」などの声が上がっています。


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