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2016年4月10日(日)

安倍政権打倒へ 参院選あと3カ月

野党・市民の共闘 12選挙区に

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参院選1人区での野党統一予定候補

(12選挙区=4月9日現在)

表:参院選1人区での野党統一予定候補

 7月の参院選挙まで3カ月となりました。総選挙とのダブル選実施も取りざたされるなか、「自公・補完勢力」対「4野党プラス市民・国民」という対決構図が鮮明になっています。時の政権打倒を目標に掲げて、野党が全国規模で選挙協力を行う日本の戦後政治史でも初めてのたたかいになります。日本共産党は全国32の1人区で、野党共闘を実現し勝利するため全力をつくします。同時に、比例を軸にした党躍進と、複数選挙区での必勝をめざします。

 1人区では、戦争法廃止をめざし活動している市民グループと日本共産党を含む野党の共闘で統一候補の擁立が進んでいます。

 7日には、安倍晋三首相の地元、山口選挙区で、市民と共産、民進、社民3党が、こうけつ(纐纈)厚氏(前山口大学副学長)の無所属統一予定候補擁立を発表しました。こうけつ予定候補と3党の県代表が、安保関連法廃止、立憲主義を取り戻す、憲法「改正」は許さない―などを内容とする政策協定に調印しました。

 32ある1人区で統一が実現したのは12(4月9日現在、表参照)。戦争法廃止や国政選挙での協力などを確認した5野党党首合意(2月19日)を受け、各地で統一が進んでいます。

 参院選の前哨戦となる衆院北海道5区補欠選挙(12日告示、24日投票)でも、野党と市民組織による無所属統一予定候補の池田まき氏が、自民・公明候補に勝ち抜こうと奮闘しています。


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