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2016年4月9日(土)

断層にリニアは無謀

共産党対策チームが交流

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 日本共産党中央委員会「リニア中央新幹線問題対策チーム」は8日、国会内で学習会と各地域での取り組み状況などを交流する会合を開きました。島津幸広、畑野君枝、本村伸子の各衆院議員と辰巳孝太郎参院議員、有坂哲夫同対策チーム事務局長が参加しました。

 学習会では建設部門の技術士が「南アルプスを横断するリニア新幹線の問題点(断層横断)」と題して報告。中央アルプスから南アルプスにかけ、60カ所以上の断層があり「その中をリニアが通るのは無謀だ」と指摘。断層が上下左右50センチずれても車両が側壁に激突することが予想されると警告しました。報告を受け、「きちんと断層について調査をさせるべきだ」「引き続き地震や断層の専門家の意見を聞くべきだ」などの意見が出されました。

 各地の取り組みが報告され、本村氏がウラン鉱床問題を取り上げた国会質問を報告、辰巳氏は残土問題が今後も重要になると指摘。島津氏は南アルプスのトンネル工事の水枯れの問題などを報告しました。


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