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2016年3月28日(月)

佐賀空港オスプレイ反対 決起集会に2000人

宝の海・空 守る

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 安倍政権が狙う佐賀空港の軍事基地化に抗議する「オスプレイ絶対反対決起集会」が27日、同空港の立地する佐賀市川副町で開かれました。「佐賀空港への自衛隊オスプレイ等配備反対地域住民の会」の主催で、県内外から結集した2000人が「バルーンの飛ぶ空を守ろう」などコールを繰り返しました。


写真

(写真)佐賀空港を軍事基地にはさせないと拳を突き上げる決起集会参加者=27日、佐賀市川副町

 住民の会の古賀初次会長は、基地建設予定地の地権者・有明海漁協が、漁業を守る立場から防衛省の現地調査を拒否したことについて「今度は私たちが漁協にエールを送る」と強調。自民党などが配備推進へ圧力を強める中、「団結し、絶対に負けるわけにはいかない」と力を込めました。

 講演で、米海兵隊オスプレイが強行配備されている沖縄の地元紙「沖縄タイムス」の阿部岳・北部報道部長は、開発段階から墜落事故の相次ぐ欠陥機が日常的に沖縄県民の頭上を飛び交い、爆音や低周波で命が脅かされている実態を報告。政府が米軍の佐賀空港移転については取り下げたことにもふれ、「日米は一体で軍事行動を起こすことを進めており、(自衛隊基地化で)必ず米軍のオスプレイが後からついてくる。佐賀の明日が沖縄になる」と警告しました。

 参加した男性(25)=佐賀市=は「賛成・反対は関係なく興味があって来ましたが、オスプレイの爆風が木を倒す映像を見て怖いと思った」と語りました。有明海を隔てた対岸の熊本市から訪れた女性(65)は「子や孫たちの命を一番に、すばらしい海の恵みを守り抜きたい」と話していました。

 日本共産党の武藤明美、井上祐輔両佐賀県議らが参加しました。


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