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2016年3月21日(月)

交付金に頼らない地域づくりへ 遊歩道・橋架け替え完成

沖縄・名護 汀間区の住民

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写真

(写真)1期工事が完成した遊歩道を歩く区民ら=20日、沖縄県名護市

山下氏メッセージ

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地が建設されれば大きな被害を受ける同市の汀間(ていま)区の住民たちが、「基地交付金に頼らない自立した地域づくりを」と整備を進めている遊歩道の1期工事の完成と、老朽化した嘉手苅(かでかる)橋の架け替え工事の完成式典・祝賀会が20日、同区で開かれました。

 汀間川沿いの全長約870メートルの遊歩道の整備は、1期工事270メートルが完成。重機の運転や花壇づくりなど工事は区民約230人全員が参加し、自らの手で取り組まれています。住民による独自の地域振興策を支援する市の「ちばる(頑張る)地域提案事業」にも選ばれ、160万円の助成も受けています。

 区民とともに遊歩道を歩いた稲嶺進市長は「素晴らしい出来栄えで、地域力そのもの。モデルとなる事業として期待しています」とあいさつしました。

 日本共産党の山下芳生書記局長が「基地関連補助金に頼らず、自らの力で自立した地域づくりを進めるという、誇り高き取り組みに心から尊敬の念を禁じ得ません。大浦湾を慈しむ皆さんの行動は、必ずオール沖縄、オールジャパンの共感を呼び、新基地建設を断念させる確かな力になることでしょう」とメッセージを寄せました。

 新名善治区長は「遊歩道は、最初はできるかどうか半信半疑でしたが、みんなで協力することで整備が進み、自信を持つことができた。一丸となって自立していける区にしたい」と話しました。


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