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2016年3月15日(火)

沖縄から日本変える

うるま市 島ぐるみ会議 伊波氏が講演会

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(写真)講演する伊波参院沖縄選挙区予定候補=12日、沖縄県うるま市

 参院沖縄選挙区予定候補の伊波(いは)洋一氏は12日、うるま市で「沖縄から日本を変える」と題し講演会を行いました。辺野古新基地に反対する「うるま市『島ぐるみ会議』」が主催しました。

 伊波氏は、埋め立て承認取り消しをめぐる裁判で和解が成立し、新基地建設工事が止まったことは「日本が変わるきっかけになっていく」と強調。元米駐日大使の「沖縄の海兵隊は死活的に重要でない」との発言や、米太平洋軍のハリス司令官が「政府は警察を派遣して県警を支援しているが効果はなく、反対運動はむしろ拡大している」との証言書面を米上院軍事委員会の公聴会に出したことなどを挙げ、「こうした流れの中で和解がある。これ以上基地負担を継続させるなという県民の声は実現できる要求だ」と述べ、このまま工事を止めさせ、普天間基地の閉鎖につなげようと訴えました。

 伊波氏は「阿波根昌鴻(あはごん・しょうこう)さんや瀬長亀次郎さんたちが出し続けてきた声が、翁長雄志知事や多くの県民に引き継がれて大きな声になっている。展望をもってこのたたかいを前進させていこう」と述べ、「参院選で皆さんの思いや声を受け止め、沖縄の利益を実現するためにがんばっていく」と決意を表明しました。


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