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2016年2月27日(土)

辺野古座り込み600日 沖縄

勝利の日は必ず来る

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(写真)「新基地建設工事を止めよう」とキャンプ・シュワブゲート前をデモ行進する座り込み参加者=26日、沖縄県名護市

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(写真)座り込み開始から600日を知らせる看板=26日、沖縄県名護市

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対して米軍キャンプ・シュワブのゲート前で続けられている座り込みが26日、開始から600日を迎えました。参加者は「600日間頑張ってきた。勝利の日は必ず来る」と声を上げ、県内外から集まった約150人は、三線(さんしん)や歌も交えながら座り込みました。海上でも抗議船とカヌーが抗議行動を展開しました。

 「新基地は造れない 造らせない 造れるはずがない」「唄(うた)って踊って怒って笑いとばして たっぴらかそー(うちたおそう)! 新基地」―ゲート前には、こう手書きされたござが掲げられました。「美(ちゅ)ら海を戦場にさせてたまるか」「絶対負きらん(負けない)」と書かれたのぼりや、全国からの寄せ書きの旗も立てられました。トイレやコンビニへの送迎車も手配されています。

 毎週水、木曜日の朝の集中行動では工事車両が基地の中に入るのを阻止しています。この日も工事車両の出入りはありませんでした。

 那覇市から来た長嶺律雄さん(73)は、おばは沖縄戦で血の混じった川の水を飲んで生き延びたといいます。「軍隊は住民を守らないとはっきりしている。みんな新基地に激しい怒りがある。たくさん集まって非暴力で止めたい」と話しました。

 米太平洋軍の司令官が工事の遅れを認めるなど、日米両政府を追いつめています。「島ぐるみ平和」と書いた横断幕を持ってデモ行進した読谷(よみたん)村の女性(54)は「工事が遅れてアメリカも焦っている。自分たちを信じてあきらめず、できることは何でもやっていきたい」と決意を語りました。

 沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんは「沖縄防衛局はサンゴの移植事業にも手をつけられないなど八方ふさがりの状態。ゲート前と海上の阻止行動の力だ。確信を持とう」と呼びかけました。


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