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2016年2月24日(水)

党勢拡大で必ず上げ潮を

都道府県委員長・参院選候補者会議 志位委員長の結語から

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(写真)結語をのべる志位和夫委員長=22日、党本部

 志位和夫委員長は、全国都道府県委員長・参院選候補者会議の討論の全体を通じて、5野党党首会談の合意とそれを受けての新しい活動の方向について、強い歓迎と確信が語られ、勝利・躍進への決意がみなぎる討論となったとのべました。参議院選挙1人区で立候補を取り下げることになった場合には、比例代表予定候補としてがんばってもらうという方針について、たいへん積極的に受け止められたが、一人ひとりの気持ちを大切にして決めていきたいとのべました。

 また、志位氏は、討論の全体の「強い印象」として、4中総決定にもとづく5カ月間の実践を通じて、わが党の活動の水準が、豊かに発展しつつあることを反映した討論となったと強調。「他の野党との協議、さまざまな市民運動、国民運動との話し合いなど、これまでにない新しい境地に踏み出しつつあることはきわめて重要であり、苦労もありますが、やりがいのある苦労です。わが党が政権を担いうる党になるためには、さまざまな立場の政党、運動と、一致点での協力を進めていける党に成長する必要があります。これは必ず大きな成果になって実ってきます」とのべました。

 さらに、志位氏は、参議院選挙で、全国32の1人区での本格的な野党共闘の体制をつくるために力をつくすが、「そうした体制ができ上がったら選挙の全体の構図が一変し、『自民・公明とその補完勢力』対『5野党と広範な市民・国民運動』の対決という構図になります。それは、複数区のたたかい、比例区のたたかいにも連動して、選挙戦全体がそういう構図のたたかいとなり、無党派の人々、これまで選挙に棄権してきた人々も含めて、前向きの大きな変化が生まれうると考えます」と強調しました。

 志位氏は、そのうえで、討論のなかで出された疑問・質問の一つひとつに丁寧にこたえるとともに、党勢拡大の重要性について、次のように訴えました。

「比例を軸に」の試金石 党勢上げ潮2月から 

 結語の最後に訴えたいのは、参議院選挙で勝利・躍進を勝ち取るためには、強く大きな党がどうしても必要です。「しんぶん赤旗」の読者は4カ月連続で後退しています。このまま続けるわけには絶対にいきません。党員拡大を根幹にした党勢拡大、機関紙での前進、この2月から必ず前進に転じたいと思います。

 中央の幹部が、「『比例を軸に』の試金石は、党勢拡大だ」といったそうですが、私もその通りだと思います。「比例を軸に」ということは、日本共産党そのものを語り、党そのものの支持を広げていくことを軸にするということです。党勢拡大というのは、わが党の影響力を広げていく根本になるものです。ですから、「比例を軸に」が座っているかどうかの試金石となるのは党勢拡大なのです。これが後退していることは、「比例を軸に」という姿勢に私たちが立ち切っていないということだと、お互いに肝に銘じて、がんばりぬいて、2月は必ず党勢拡大で上げ潮に転ずるようにしようではありませんか。

 わが党は党勢で後退しては本当の元気が出ません。いくら政治情勢が面白くなっていても、機関紙読者が減ったり、党員も増えていない、こういう状態では本当の元気が出ない。党に新たな息吹を迎え入れ、読者も増える、こうしてこそ日本共産党に本当の元気が出てきます。何としても、今月からみんなの力で前進に転じて、参議院選挙での野党の勝利、日本共産党の躍進への確かな道を切り開こうではありませんか。


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