「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2016年2月22日(月)

話題が満載「しんぶん赤旗」ここが魅力(中)

戦争法廃止めざす名実ともに「共同の新聞」

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

戦争法の危険リアルに告発

 「しんぶん赤旗」は、海外で「殺し殺される」ことになる戦争法のリアルな危険を告発してきました。

 昨年8月11日、日本共産党の小池晃副委員長が参院安保法制特別委員会で、国会で審議中だった戦争法の「8月成立」を前提に、同法を具体化する工程表を示した自衛隊内部文書を暴露しました。文書は、2016年3月にも南スーダンPKO(国連平和維持活動)に参加する自衛隊に「駆け付け警護」など新たな任務の付与を明記。この内容を連日報じ、安倍政権に大きな衝撃を与えました。

写真

(写真)戦争法のリアルな危険を告発する「赤旗」紙面

 10月10日付「焦点・論点」で、国際紛争の現場を熟知する伊勢崎賢治・東京外国語大大学院教授のインタビューを掲載。国連PKOが「中立」を投げ捨て、「住民保護」のため自らが交戦主体へと変容している実態をいち早く告発しました。

 昨年12月から「シリーズ待ったなし!戦争法廃止」を掲載し、戦争法のリアルな危険をさまざまな角度で検証。第1回(昨年12月2日付)では、憲法解釈を変えてアフガン派兵やIS空爆支援に踏み切ったドイツを例に出しながら、日本はすでに対IS「有志連合」の一員であり、空爆支援を米側から要請されても断れない危険を告発しました。

 2月4日には、日本共産党の志位和夫委員長が衆院予算委員会で約1時間40分にわたり、(1)南スーダンPKOの「交戦主体」への変質と、その下での自衛隊の任務拡大(2)IS空爆支援―の危険を、膨大な事実で追及しました。「しんぶん赤旗」は、5日〜7日付にかけて、この質問の詳報・核心部分を連日、報じました。

 志位委員長の質問に対しては、前出の伊勢崎氏がツイッターに「共産党の志位委員長に、自衛隊が南スーダンで既に『交戦主体』になっている現実を言及していただきました。これを機に戦時国際法の『交戦主体』が安保論議のコアの語彙になるように」と投稿。これに対して多くのフォロワーから反応も出ています。

改憲狙う動きも詳細に

図

(写真)改憲署名を進める神社本庁などの動きを報じた「赤旗」紙面

 安倍晋三内閣は、戦争法の強行に続き、憲法9条破壊を中心とする明文改憲への衝動を強めています。この背後でうごめいているのが「自主憲法制定」を唱える日本会議など右翼改憲団体です。

 日本会議などでつくる「美しい日本の憲法をつくる国民の会」は、1000万人を目標に改憲賛同署名を集めています。これに呼応して、新春の各地の神社が境内に特設コーナーを設けてこの署名を呼びかけるという前代未聞の動きがありました。

 本紙は1月9日付「初詣客狙い改憲署名」で他紙に先駆けてこの動きを報道。同10日付「東京都神社庁が偽装改憲署名」では、9条破壊の狙いを隠した署名用紙が神社での署名集めに使われている事実をあげ改憲派の欺瞞(ぎまん)性を批判、大きな話題になりました。

 その後も、第2地方銀行の愛媛銀行が県内の右翼改憲運動の推進役を担っている問題(1月19、25日付)、日本会議と自民党が各地の地方議会で進める改憲意見書採択が33都府県議会に及んでいる問題(2月7日付)など、右翼改憲派の動きを詳細に報じています。

国民の願いと行動を伝える

 戦争法の廃止を求める国民各層の取り組みを系統的に報道しているのが「赤旗」です。

写真

(写真)戦争法の廃止を求める取り組みや思いを伝える「赤旗」紙面

 昨年12月に発足した「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」。その理念や方針を紹介。「アベにNO!野党共闘へ」を合言葉に行われた東京・新宿駅前の初街宣を1面トップ(1月6日付)で報道し、市民のエネルギーを伝えました。

 戦争法廃止を求める2000万署名の行動を詳しく報道しているのも「赤旗」です。

 18歳で終戦を迎えた女性が「戦争で家族や友人を多くなくし、その犠牲の上に自分の命がある」と手紙を添えて署名を届けてくれた話。雪の中を一軒一軒訪問して署名を訴えている努力。職場の管理職からも署名を集めている労働組合の意気込み。さまざまな経験やドラマを紹介して、国民の願いを紹介しています。

 戦争法が強行された以降も、廃止を求めるデモや集会は全国各地で活発におこなわれています。青年のページ「ゆうプレス」(2月8日付)には、高校生のグループ「ティーンズソウル」のあいねさん(16)が登場。21日の全国いっせい高校生デモを実施する思いを語っています。「街で見かけたデモに飛び入りできる国が良い」と。

 「赤旗」は、国民の願いと行動を伝える「共同の新聞」として役割を発揮しています。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって