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2016年2月4日(木)

財政審「建議」 公明も「容認できない」と批判

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 公明党の石田祝稔議員は3日の衆院予算委員会で、昨年11月に出された財政制度等審議会の「建議」について国立大の運営費交付金削減は入っていないとして、「ないものを前提にしてまったく違うことを書いてばらまいている。天下の公党として恥ずかしい」などと日本共産党を攻撃しました。

 しかし、公明党は、昨年12月11日の参院文教科学委員会で、「建議」について「到底容認できない」と批判しており、これは天につばする攻撃です。

 同委では新妻秀規議員が、「授業料の値上げによって教育の格差が拡大してしまう」と批判し、「建議はわが党として到底容認できません」と明言していました。「恥ずかしい」のは、いったいどちらでしょうか。公明党の攻撃は、現実にある大学予算削減による学費値上げの危険を覆い隠し、学費値上げ反対の運動を抑え込むことをねらったものです。


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