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2016年1月5日(火)

きょうの潮流

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 本当の民主主義がはじまる年になるかもしれない―。4日開会した国会の風景を見ながら、そんなことを思いました▼「戦争法は絶対廃止!」。昨年の通常国会以来、すっかり定着したコールが、晴れわたった冬の空に鳴り響きました。戦争法廃止をめざす総がかり行動に、開会日から3800人も集まったのは異例です▼「戦争法案反対のたたかいを通じて、国民一人ひとりが主権者として、自分の頭で考え、自分の言葉で語り、自分の足で行動する、戦後かつてない新しい国民運動が発展しています」。国会前の人々の表情を見ると、日本共産党の志位和夫委員長が党旗びらきで語った言葉は、その通りだと実感しました▼ひときわ目立ったコールが「野党は共闘!」でした。「始まった民主主義の歩みを、こんどは日本の変革につなげよう」。日本共産党の山下芳生書記局長は参院選に向けた野党共闘の実現を訴え、民主・社民両党の議員も、それぞれの立場から野党共闘を訴えます▼安倍政権が国民の言うことを聞かず、独裁政治に突き進もうとするのなら、国民が主権者として立ち上がり、政権を代えよう―。史上初の「市民革命」に向けた動きを、何としても現実のものにしたい▼開会日には面白い場面がありました。天皇が「お言葉」を述べる国会開会式に参加した共産党の姿を見ようと、本会議場の記者席がすし詰め状態になったことです。これも、国会の民主的改革を実現して、真の民主主義を確立する上での、一つのプロセスです。


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