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2015年12月24日(木)

立憲主義・民主主義守る

熊本で参院選勝利へ 立候補の阿部さん決意

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 熊本市内で23日開かれた、「戦争させない9条壊すな!くまもとネット」が県内の5野党と2労組に呼びかけ実現した参院選熊本選挙区「市民・5野党統一候補」の発表会見は、会見者たちの熱気にあふれました。


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(写真)市民グループから激励を受ける阿部氏(右)=23日、熊本市

 立候補を表明した弁護士の阿部広美氏は「弁護士として、憲法を学んだものとして、立憲主義、民主主義を守れるかどうか、参院選を最後のチャンスだと思いたたかいたい」と決意を語りました。

 「くまもとネット」構成団体の「平和を編む会」の中島琢磨さん(35)は「熊本では、水俣病、川辺川ダム(問題)など、権力が行き過ぎた行動に出たときはしっかり被害者・市民が声を上げるなど、筋の通らないことを許さない正義感が県民性の中にある」と指摘。「この土台があったからこそ、全国で最も早く、こんな素晴らしい市民と野党の統一候補を擁立できたと思う。全力で応援したい」と話しました。

 日本共産党の日高伸哉県委員長は選挙戦について「幅広く政党、団体、個人が共同し、持てる力を最大限に発揮できる支援態勢で臨みたい。翁長知事を誕生させた『オール沖縄』のたたかいが参考になる」と述べました。

 会見後、同席した「くまもとネット」メンバーは、「市民の結集に意義がある。さらに多くの市民・団体に参加してほしい」(平和憲法を活(い)かす熊本県民の会の田尻和子弁護士)、「選挙戦では、今まで通り工夫しながら応援したい」(安保関連法に反対するパパ♡ママの会の瀧本知加さん)、「女性も前に出てたたかい、民主主義をないがしろにする安倍政権を打倒したい」(戦争法を廃止する女性の会の上田たかこさん)、「まず、(18歳での選挙権も踏まえ)若者に投票を呼びかけたい」(WDW@熊本=戦争に反対する若者の会=の関根静香さん)などと話しました。


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