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2015年11月6日(金)

辺野古から土器・石器

新基地建設予定地 遺跡の可能性も

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 沖縄県の地元紙などの報道によると、名護市辺野古の新基地建設予定地にかかる、米軍キャンプ・シュワブ内の浜辺から、土器や石器数点が見つかったことが、このほど分かりました。

 発見場所は、仮設岸壁や仮設道路の予定地にかかるところ。2月に琉球王朝時代の船のいかりに使われた「碇石(いかりいし)」発見現場を名護市教育委員会が先月、9日間にわたって、踏査して見つけました。

 キャンプ・シュワブには、これまで七つの遺跡が確認されています。市教委が、土器・石器を名護警察署に届けたのち、県教育委員会が文化財に相当するか調査する見通しです。「碇石」は文化財に認められているため、市教委では一帯を遺跡に認定するよう、県教委に申請する方針です。

 県教委が遺跡に認定すれば、文化財保護法に基づく試掘や本調査などが行われます。政府・防衛局が強行する新基地建設に向けての、仮設の岸壁や道路の工事に影響が出る可能性があります。


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