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2015年10月21日(水)

辺野古環境監視委員へ寄付企業

防衛省天下り受け皿

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 沖縄防衛局の環境監視委員への寄付企業はいずれも防衛省OBの天下りを受け入れている防衛省発注事業の常連受注企業です。

 いであは、同省OBの天下りを受け入れ、「防衛関係の仕事の助言を受けている」(同社広報担当)といいます。

 12年2月、日本共産党の笠井亮衆院議員に防衛省が提出した「入札・契約状況調査」などによれば、同社は防衛省が辺野古への新基地建設に関わって環境アセス調査委託(2006年度から6年間)した34件(契約総額81億円)のうち9件、金額で6割強の52億円を“独占”受注しています。

 地球環境カレッジ(NPO法人)の理事長は、いであの代表取締役会長です。同NPO法人の前身はいであが1996年に1000万円を出資して設立したもの。同NPO法人のホール「カレッジホール」はいであの本社(東京都世田谷区駒沢)の2階で、同NPO法人はいであの丸抱えです。

 五洋建設は辺野古の埋め立て本体工事(護岸)で初受注しています。同社は米軍岩国基地、佐世保基地の土木工事で元防衛施設庁審議官(当時)らが「入札妨害」容疑で逮捕された官製談合事件(06年)で、同社担当者が略式起訴されるという「黒い実績」があります。

 東洋建設も、防衛省および自衛隊OBを受け入れ、佐世保基地での談合事件に関与、受注しています。


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