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2015年9月12日(土)

囲碁新人王戦 許家元三段が先勝

難しいヨセ勝負制す

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(写真) 囲碁新人王戦決勝第1局で先勝した許家元三段(右)。左は平田智也四段=11日、東京・日本棋院

 平田智也四段(21)と許家元三段(17)の対決となった第40期囲碁新人王戦(しんぶん赤旗主催)の決勝三番勝負第1局は11日、東京都千代田区の日本棋院でおこなわれ、午後5時7分、175手まで許三段が黒番中押し勝ちをおさめました。第2局は16日(水)に同所でおこなわれます。

 握って許三段が先番。

 序盤、白は右辺に、黒は下辺に模様をつくりました。白は38から下辺を荒らす一方、黒も79・83で白の大模様を消して地合いでリードしました。

 白114から中央を厚くして控室では「白が追い上げ、盛り返した」の声が出ました。息詰まるヨセ勝負となりましたが、最後は、上辺から中央にかけて黒地がついて黒優勢になり、白・平田四段の投了となりました。

 勝った許三段は「序盤は少し得したと思った。途中失敗したが、最後は残すことができた」と一局を振り返りました。

 立ち会いの溝上知親九段は「難しい碁でした。中盤では細かい形勢でしたが、黒がうまくまとめました。地味ですが気合の入った良い碁でした」と語りました。

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