2015年4月16日(木)

辺野古バス運行中

党沖縄県委　基地反対広げたい

mixiチェック

（写真）大浦湾を望む高台から新基地建設に向けたボーリング調査の様子を見る参加者ら＝１４日、沖縄県名護市瀬嵩

　「辺野古への新基地建設は許さない」―。日本共産党沖縄県委員会は、政府が進める名護市辺野古への米軍新基地建設に反対する現地のたたかいに参加するため連日マイクロバスを運行しています。

　２日の運行開始以来、県内各地から毎日５～６人を運んでおり、県委員会はさらに参加者の輪を広げようと取り組んでいます。

　１４日は浦添市から６人が参加しました。一行は、党県委員会がたたかいの拠点として先月２６日に名護市宮里に開設した新基地建設反対名護共同センターや同市瀬嵩（せだけ）に開設を目指して改装中の事務所に立ち寄った後、大浦湾を望む瀬嵩の高台から新基地建設に向けたボーリング調査の様子を見学。辺野古の米海兵隊キャンプ・シュワブのゲート前に移動し、座り込み・監視行動に加わりました。

　参加した男性（６２）は「これから基地を縮小していく時になぜ新たな基地を造るのか。大浦湾はジュゴンが来る自然豊かな海。県民の７～８割が建設に反対なのに民意を無視して強行する政府のやり方は絶対許せない」と語りました。

　座り込み初参加の女性（５７）は「戦争で沖縄の人がたくさん犠牲になった。これ以上沖縄に負担を押しつけてほしくない」と話しました。

　バスは木曜日を除き毎日運行。那覇市の党県委員会事務所から、火曜日は浦添市、金曜日は沖縄市など、曜日によって経由地を変えながら辺野古へ向かいます。