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2015年4月12日(日)

ルネサス遠隔地配転の女性

元の職場に復帰へ

国会内外のたたかい実る

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 半導体大手・ルネサスエレクトロニクスの遠隔地配転で群馬県の高崎事業所まで片道2時間40分もの通勤を強いられていた女性が、13日から元の勤務先の武蔵事業所(東京都小平市)に戻れることがわかりました。

 ルネサスは異常なリストラを強行。「面談」を繰り返して早期退職を強要、応じない人は遠隔地配転などに追い込みました。

 女性は、小平市の自宅から新幹線を利用して通勤。バス代が支給されず、最寄り駅まで30分歩く負荷で両膝を痛め、1月末から自宅療養しながら「元の職場に戻してほしい」と訴えていました。

 この間、電機・情報ユニオンが宣伝や団体交渉を重ね、日本共産党の小池晃参院議員が国会で追及してきました。さらに、この女性らが雇用承継手続きに問題があったと異議を申し立て、会社との協議が続いていました。

 女性は「元の職場に戻れて本当にうれしい。支えてくださった方々に感謝します。会社は従業員一人ひとりを大事にしてほしい」と話します。

 電機・情報ユニオンの米田徳治委員長は、「本人のがんばりと国会内外のたたかいで勝ち取ったものだ」と強調。「遠隔地配転で高速道路を使って通勤を続ける女性も早く元に戻すべきだ」と訴えています。


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