2015年4月12日(日)

自民にどう対峙　共産党に注目

山下書記局長が出演

テレビ東京系番組

　「巨大与党、自民党にどう峙対（たいじ）するのか」―。日本共産党の山下芳生書記局長は１１日、テレビ東京系「田勢（たせ）康弘の週刊ニュース新書」に初出演し、ジャーナリストの田勢氏の質問に答えました。

　番組では山下氏の生い立ち、人柄も紹介。山下氏が祖母に「共産党員だけにはなるな」「人の役に立つ人間になれ｣と言われて育ち､その後、戦前命がけで反戦平和を貫いた党の姿を知って入党した経緯などを語りました。書記局長としての決意を聞かれると、「日本共産党の活動を特に、若い人に知っていただく活動にチャレンジしたい」。

　党本部や赤旗編集局の様子がＶＴＲ（録画映像）で紹介され、“ゆるキャラ”で知られる「カクサン部！」のＣＭ動画も登場しました。

　田勢氏は「共産党は与党にはっきりノーといっているから今の支持につながっている」と党躍進の理由を分析しました。

　山下氏は「今の自民党政治の暴走を止めてほしいという声はものすごく強いですね」と語り、「対決・対案・共同で安倍政権を包囲していく」とキッパリ。田勢氏も「参院予算委員会では、沖縄・辺野古基地問題でも今までになかった新しいデータを持ち出して質問していた。共産党の存在感が出ている」と強調しました。

　山下氏は「国民の声と正反対の方向に暴走している安倍政権に対決しながら、国民の声を生かす道、“希望ある日本の政治”を伝えていきたい」と語りました。