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2015年3月13日(金)

保育士 非正規の処遇改善を

衆院委 梅村議員が要求

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(写真)質問する梅村さえこ議員=12日、衆院総務委

 日本共産党の梅村さえこ議員は12日の衆院総務委員会で、公立保育所で働く非正規保育士の処遇改善を求めました。

 梅村氏は、埼玉県保育問題協議会の調査では、埼玉県内の約半数の市が正規よりも非正規保育士の方が多くなっていることを指摘。東京23区以外の市町村部では非正規率が57・6%にのぼるとした調査結果も示し、「非正規から正規への流れを促すべきだ」と迫りました。高市早苗総務相は「さまざまな働き方へのニーズもあるので、多様な働き方を用意している」などと開き直りました。

 梅村氏は「正規になりたいと思っている人が正規になれていない」と批判。公立保育所で、非正規保育士の契約更新が繰り返されている実態を告発しました。梅村氏は、正規保育士と同じ職務を行っているにもかかわらず、一時金もないケースや賃金に経験加算もされないことを指摘。「空白期間」を設けて任用を繰り返す行為も是正されていないことを示し、「ふさわしい処遇改善を進めるべきだ」と述べました。

 高市総務相は「任期付き職員制度を拡充している」などと述べ、雇い止めしやすい任期付き職員への置き換えで対処する意向を表明。梅村氏は「『ずっと働きつづけたい』という現場の声にこたえ、正規への道こそ広げるべきだ」と述べました。


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