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2015年2月4日(水)

“マーケティング上手は共産党”

週刊『プレイボーイ』 志位委員長とブロガー対談

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(写真)週刊『プレイボーイ』に掲載された志位和夫委員長の対談

 「今一番マーケティング上手なのは共産党だと思う」

 週刊『プレイボーイ』2月16日号がこんなタイトルで、多数のネットユーザーがアクセスする女性ブロガー(ブログの作者)と、日本共産党の志位和夫委員長との対談を掲載しています。

 長く外資系企業で働き「資本主義の先兵」のような経歴を持ちながら、ブログで日本共産党綱領をとりあげるなど熱い視線を向けてきたと紹介された「ちきりん」さん。「スゴク面白い政党だなと思っていたんです」と切り出し、党の経済政策でも話が弾みました。

 「共産党の公約は大企業に厳しい。もしかして日本を大企業が存在しない、中小企業だけの国にしたいと思われてます?」と突っ込む、ちきりんさん。

 志位氏は「大企業を切り刻んで中小企業にしようなんて考えてませんよ」と述べ、「社会的に大きな存在だから、それにふさわしい責任を果たしてほしいということです」と語りました。

 長時間労働の問題で志位氏が、40年間働くとしたら日本はドイツやフランスに比べて830日分多く働くことになり、「懲役2年半食らっているのと同じなんです」と話すと、「そのたとえは共産党ならではな感じ」と、ちきりんさん。

 日本共産党の人事にまで話題が広がり、ちきりんさんは、「私が入党して出世したいと思ったら、何を頑張ればいいのでしょうか」と質問。志位氏は「立場の弱い人に寄り添うという共産党の魂をちゃんと持って頑張っている人が、やはり人望を集めます」と答えました。

 「世代間格差」があるとして「行き過ぎた福祉の是正も必要では」との質問に志位氏は、「格差はそれぞれの世代で拡大しています」と述べ、年金の財源について「消費税のような弱いものいじめの財源ではなく、所得税などの累進を強める方向で賄うという具体的な提案をしています」と紹介しました。

 ちきりんさんは、為替取引に課税するなどの共産党の財源案が「面白い」と注目。大企業優遇税制と富裕層への応分の負担という提案に、「アメリカの投資家と共産党の主張が同じというのはとても興味深いし、そういう主張だけなら、共産党の支持はもっと幅広い層に広まる」と共感しました。

 大企業の内部留保の一部活用の問題で志位氏が答えると、「あー! なるほど」と納得。「これからも注目しています」と対談を結んでいます。


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