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2014年12月16日(火)

共産党21議席 提案権獲得

比例606万票 11・37%

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 14日投開票された第47回総選挙は15日未明に全議席が決まりました。日本共産党は比例代表で606万票余(得票率11・37%)を得て20議席を獲得、沖縄1区では赤嶺政賢氏が当選し、比例、小選挙区あわせて公示前の8議席から倍増以上の21議席に伸ばし、予算を伴わない法案を衆院で単独で提出できる議席数となりました。総選挙での躍進、小選挙区での議席獲得は1996年以来、18年ぶり。11月の県知事選挙の枠組みでたたかった沖縄の4小選挙区では、2、3、4区でも「オール沖縄」の候補が当選。県民を裏切った自民党の候補者は小選挙区で全員敗北しました。


 日本共産党は、北海道(定数8)、北陸信越(同11)、中国(同11)の3比例ブロックで2003年の総選挙で失った議席を11年ぶりに回復。北関東(同20)、東京(同17)、南関東(同22)、東海(同21)、近畿(同29)、九州・沖縄(同21)では議席増を果たしました。東北(同14)では現有議席を維持。四国(同6)は議席に届かなかったものの、得票率は10%を超え、善戦健闘しました。

 日本共産党の比例当選者は、畠山和也(北海道)、高橋ちづ子(東北)、塩川鉄也、梅村早江子(以上、北関東)、笠井亮、宮本徹、池内沙織(以上、東京)、志位和夫、畑野君枝、斉藤和子(以上、南関東)、藤野保史(北陸信越)、本村伸子、島津幸広(以上、東海)、穀田恵二、宮本岳志、清水忠史、堀内照文(以上、近畿)、大平喜信(中国)、田村貴昭、真島省三(以上、九州・沖縄)の各氏。

 自民党は公示前の議席数(295)を4議席減らし291議席となりました。公示前と比べ4議席増の35議席となった公明党とあわせ、自公両党で公示前議席の維持にとどまりました。

 民主党は公示前の議席数を11増やし73議席としたものの、海江田万里代表が落選。次世代の党は公示前の19議席を大幅に減らし2議席に。維新の党も41議席となり、公示前の議席を1減らしました。

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