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2014年12月15日(月)

日仏スポーツ団体交流 パリ郊外

新日本スポーツ連盟とエール交換

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(写真)FSGT創立80周年記念集会でダブルダッチ(2本縄の縄とび)を披露する青年たち=13日、パリ郊外サンドニ市(島崎桂撮影)

 【パリ=島崎桂】フランス労働者スポーツ・体操連盟(FSGT)は13日、パリ郊外のサンドニ市で、創立80周年記念集会を開きました。来年で結成50周年を迎え、スポーツの自主的、民主的な発展をすすめる新日本スポーツ連盟の伊藤高弘顧問が参加。スポーツを通じた日仏関係の発展に向け、エールを交換しました。

 伊藤氏は集会に先立ち、FSGTのサンドニ地区委員会を通じ、スポーツ連盟のメッセージと、今後5年間の行事日程を伝えました。FSGTからは即座に、スポーツ連盟が来年開催する「被爆70周年東京・広島・長崎反核・平和マラソン」への参加表明がありました。

 集会では、日本のオリンピック委員会(JOC)にあたる仏スポーツ・オリンピック国内委員会(CNOSF)のドニ・マッセグリア会長や、サンドニ市のディディエ・パイヤール市長らがあいさつ。発言を求められた伊藤氏は「国際的な関係を築くために重要なのは、第1に相手を知ること、第2に相手を思いやること、第3に一緒に食事をし、飲み明かすことです」と述べ、会場を沸かせました。

 FSGTとスポーツ連盟の出合いは1974年、FSGTが創立40周年の関連事業として、翌75年にスポーツ連盟(当時は新日本体育連盟)の代表を招待したことがきっかけ。以来、双方が開く集会やスポーツイベントへの代表派遣を通じ、交流を深めてきました。

 FSGTのリディア・マルタン・ビアナ共同会長は「FSGTと新日本スポーツ連盟は、同じスポーツ哲学と価値観を共有しています。日本とフランスは遠く離れた国ですが、今後もスポーツを通じてその距離を縮めていきたい」と話しました。

 FSGTは集会と併せ、「国際スポーツ映画祭」(9〜14日)を開催。女性や障害者のスポーツ参加の歴史や、スポーツをめぐる国際関係を描いた作品を上映しました。


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