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2014年12月12日(金)

主張

若者と総選挙

暴走ノー ハッキリ意思表示を

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 総選挙は最終盤です。若い世代の中で、消費税増税や経済格差、「海外で戦争する国」づくりなど、自分たちの今と未来をふみにじる安倍晋三政権の暴走に不安と怒りがうずまいています。安倍政権に正面対決し、対案を示す日本共産党への注目が、この間になく広がっています。「安倍政権はおかしい、何とかしたい」の思いを託せるところを模索する若者も大規模に生まれています。安倍政権に痛打を与え、新しい政治をつくるために日本共産党の躍進へ、ともに“激動”を起こそうではありませんか。

「もうムリ」の声結集し

 「このままじゃ、ヤバい」「安倍さんは、もうムリ」。街頭で若者と対話すると、暴走政治への不満が次々に出されます。

 消費税増税は若い世代にも重い負担です。2人に1人は非正規雇用で、低賃金を強いられているからです。しかも安倍政権は、正社員を2年間で22万人減らし非正規雇用を増やしながら、「生涯ハケン」を押し付ける労働者派遣法の改悪まで狙っています。これ以上の消費税増税や不安定雇用拡大に「もうムリ」と怒るのは当然です。

 高い学費のもと、お金の心配なく学びたいという願いは切実です。ブラックバイトで酷使され、勉学に支障がでる学生も少なくありません。奨学金は利子つきが多く、低所得層ほど、返済が不安で借りづらくなっています。打開策をしめす日本共産党の提言に、熱い期待がよせられています。

 集団的自衛権の行使容認、「戦争する国」づくりで、将来を脅かされる若者の危機感も高まりつつあります。「若いみなさん、あなたは戦場で血を流しますか」と問いかけると、どこでも若者が足を止め、心の通う対話が生まれています。

 今度の選挙は、暴走政治に不満をもつすべての若者が、ハッキリとした意思を示す絶好の機会です。安倍政権に正面から対決し、転換の方向を示す日本共産党の躍進こそ、最大の痛打となります。政治腐敗の大もとにある企業・団体献金の禁止や政党助成金の廃止にもズバリ切り込める政党です。

 主権者・若者には政治を動かし、未来をひらく力があります。安倍政権が誕生して以来、「ブラック企業なくせ」「集団的自衛権反対」「原発再稼働反対」などの声が全国各地に響きわたり、沖縄では米軍新基地の押し付けに反対する県知事が誕生しました。若者とともにたたかう日本共産党の姿に触れて自主的に支持を表明し、周囲に呼びかける動きも生まれています。

 昨年参院選での日本共産党議席の倍増で、「ブラック企業」の規制が動きだしました。参院で獲得した議案提案権を活用して「ブラック企業規制法案」を提出、その直後に厚生労働省が全国で立ち入り調査し、4000社以上へ是正指導を行いました。ブラックバイト問題でも文部科学省が通知をだし、対策にのりだしています。

若者の声が生きる政治に

 秘密保護法反対では、広範な国民の世論と結び、他党とも共同して廃止法案を提出するなど大きな一歩を踏み出しました。衆院でも日本共産党が議席を伸ばせば、もっと政治が変わります。

 日本共産党は、安倍政権への不安や怒りを抱いている若いみなさんとともに、暴走政治を食い止め、若者の声が生きる政治をつくるために全力を尽くします。


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