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2014年11月12日(水)

自由貿易圏の共同研究へ

APEC首脳会議が閉幕

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 【北京=小林拓也】北京で開かれていた日本、米国、中国など21カ国・地域が参加して地域協力などについて話し合うアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議が11日、首脳宣言を採択して閉幕しました。


 首脳会議では、アジア太平洋地域を経済的に統合するアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)構想の具体化に向けて議論しました。会議は、APEC参加国・地域が構想の共同研究に着手し、2016年末までに結論を出すことで一致。構想の具体化への道筋を示す工程表「北京ロードマップ」を公表しました。

 議長の習近平・中国国家主席は全体会合の冒頭、「アジア太平洋地域の発展にはチャンスもあるが、挑戦もある」とし、「われわれは地域経済の一体化を推し進めなければならない」と指摘。「FTAAPのプロセスを推進し、目標や方向を明確にし、早期に構想を現実にする」と強調しました。

 会合で、安倍晋三首相は「質の高いルールを規定するFTAAPの実現へ積極的に貢献していく」と発言しました。

 15年のAPECはフィリピンで開かれます。


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