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2014年10月27日(月)

「戦争させない」声あげる

神奈川・大阪で行動

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神奈川 「集団的自衛権」4000人集会

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(写真)「集団的自衛権にノー」と声をあげる集会参加者=26日、横浜市中区

 「集団的自衛権にNO!かながわ大集会」が26日、横浜市の横浜公園で開かれ、4000人超が参加、「集団的自衛権ノー」「戦争させない」とアピールしました。集会後、3コースに分かれデモ行進しました。

 同集会は、横浜弁護士会の後援で神奈川労働弁護団と自由法曹団、社会文化法律センター、青年法律家協会弁学合同部会の各神奈川支部の4団体が主催。日本共産党の参加する県憲法共同センターと社民党が参加する神奈川平和運動センターが初めて共同しました。

 集会は、神奈川労働弁護団の福田護会長が主催者あいさつ。横浜弁護士会の小野毅会長あいさつが代読されました。カトリック横浜教区の河野淳司祭があいさつしました。

 政党からは、日本共産党の小池晃副委員長(参院議員)、民主党の那谷屋正義参院議員が参加し、社民党の福島みずほ前党首のメッセージが紹介されました。小池氏は「市民のみなさんと力をあわせ、撤回までたたかいぬく」と訴えました。

 建設横浜の男性(35)は「若者を戦争に駆り出す集団的自衛権の行使を阻止したい」と語り、神奈川土建の男性(41)は、「この集会をきっかけに地域で、安倍政権の危険性を市民に広げたい」と述べました。大学4年生の男性(21)は「党派を超えた集会はいい。一刻も早く安倍政権を倒したい」と話しました。


大阪で若者デモ

沿道から声援

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(写真)「憲法守れ」「憲法生かせ」とコールする参加者=26日、大阪市

 「命と自由をまもる」をテーマに、憲法について学び、考えようと26日、「10・26大阪若者憲法集会&デモ」が大阪市内で開かれ、10代、20代を中心にのべ100人が参加しました。日本民主青年同盟大阪府委員会と大阪平和委員会青年学生部・協議会でつくる実行委員会の主催。

 集会では、イラクでボランティア支援をしている高遠菜穂子さんが「『平和の国』という日本のイメージを生かし、平和のイニシアチブをとっていくことこそ積極的平和主義」と訴え、西川大史(ひろし)弁護士は「今の社会は憲法の理念とかけ離れていて矛盾している。それを『現実社会に合わせろ』という改憲論は本末転倒だ」と述べました。

 参加者から「9条があり、戦争をしない日本に生まれてよかった」などの感想が出されました。

 民青の川添健真(たつま)府委員長は「6月に東京で行われた若者憲法集会に続き、大阪でもみんなで考えたいと思った。学んだことを身近な人に伝えてほしい」と話しました。

 集会後、デモを行い、「憲法生かせ」「憲法守れ」とアピール。沿道の大学生が一緒にコール、手を振るなどの反応がありました。


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