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2014年8月16日(土)

韓国民団 光復節記念式

過去認めてこそ友情

吉良議員祝辞

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 在日本大韓民国民団(民団)は15日、朝鮮半島の日本の植民地支配からの解放を記念する第69周年光復節中央記念式を都内で開きました。

 呉公太(オ・ゴンテ)団長は、来年の韓日国交正常化50年に向け友好促進をはかるとする一方、ヘイトスピーチの横行は「我慢できない」と地方自治体に厳しい対処を要請。来賓の自民党を含む各党国会議員も取り組み強化を表明しました。

 日本共産党の吉良よし子参院議員は、「皆さんとの友好、特に若い世代の関係を発展させたい」とあいさつ。ドイツでユダヤ人虐殺の歴史を伝える教育を見聞したことに触れ、日本側が「過去の誤りはきちんと認め清算してこそ、日韓の心の通う友情が築ける」と述べました。

 日本軍「慰安婦」問題についても、青春と人生を傷つけられ今も苦しむ女性たちへの日本政府による謝罪と賠償を求めると力を込めました。

 吉良氏はまた、日本は憲法9条を守り生かした平和外交を、と力説。永住外国人の地方参政権も、早期実現にむけ、頑張ると述べました。

 最後に、日本の学生や若者が、「ヘイトスピーチは人間として許されない」とデモや抗議に参加することで、自治体の対応にも変化がおきていると指摘。「日韓関係が改善され、北東アジアの平和が確かになるよう市民の皆さんと力を尽くす」と表明し、大きな拍手を受けました。


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