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2014年8月9日(土)

官邸前行動 インドから連帯の参加

「原発輸出するな」

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(写真)インドに原発を売る日印原子力協定反対を訴えるクマール・スンダラムさん=8日、国会正門前

 首都圏反原発連合(反原連)は8日、原発再稼働反対を訴える首相官邸前抗議を行いました。インドの反核団体の全国組織、核軍縮平和連合(CNDP)のクマール・スンダラム氏が参加。2000人(主催者発表)の参加者とともに、インドへの原発輸出を狙って日印原子力協定の合意へ向けて交渉を推し進める安倍晋三首相に対し、「協定やめろ」「インドに売るな」と訴えました。

 今月末にインドのモディ首相が来日し、安倍首相と原子力協定の合意に向けて会談するのを前に行われた共同連帯行動です。

 スンダラム氏は「インドでは暴力的に民衆に原発を押し付けようとしている。それに対し、いちばん弱い人たち、農民、女性や子どもたちが運動に立ち上がっている。連帯して日印原子力協定に反対しましょう」と語りました。

 東京都武蔵野市の女性(58)は、黄色いヒマワリを手に「原発を外国に輸出するなんて、まともな考えではない。『世界一の技術を持っている』なんて大きなウソだ、と福島の事故ではっきりした」といいます。

 千葉県船橋市の男性(68)は「大きな事故を起こした原発を輸出するなんて、道義的に許されない。安倍首相は、原発メーカーなどの利益のことしか考えていないのではないか」と批判しました。

「再稼働反対」官邸前で行動

笠井・吉良氏訴え

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(写真)コールする笠井(右)、吉良の両議員=8日、国会正門前

 日本共産党の笠井亮衆院議員と吉良よし子参院議員は8日、原発に反対する首相官邸前抗議行動に参加して、国会正門前でスピーチしました。

 吉良議員は「福島第1原発3号機の燃料溶融がこれまでの推測より5時間も早かったという解析データが発表されました。これが明らかになる前の審査基準で、どうして再稼働ができるのか」と強調しました。

 笠井議員は、「原発問題で、国会の閉会中審査をしました。田中原子力規制委員長は、『川内(せんだい)原発は世界最高レベル』だといいました。とんでもない」と批判。「火山の問題も解決していない。欧州にはある飛行機事故の際の基準も『時間がかかるから』といってチェックしない。ごまかしている」と訴えました。


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