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2014年8月3日(日)

戦場に子送らせない

母親大会開幕 7200人集う

横浜

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 「生命(いのち)を生みだす母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます」をスローガンに、子どもたちに明るい未来を手渡そうと第60回日本母親大会が2日、横浜市のパシフィコ横浜で始まりました。2万枚の要求シートを組み合わせて横浜の街を描いた絵を飾った会場は「子どもたちを戦場に送らせない」との熱気でいっぱい。全国から7200人が参加しました。

 主催者を代表してあいさつした小畑雅子代表委員(全労連女性部長)は、集団的自衛権の行使容認など安倍政権の憲法破壊に不安と怒りが高まり、一点共闘がひろがっているとのべ、「母親大会の60年の歩みは憲法を暮らしに生かす歩みそのものです。憲法を守り生かす運動につなげる大会にしていきましょう」と呼びかけました。

 東京大学の小森陽一教授が「子どもたちに憲法が輝く明日を」と題して記念講演しました。母親と一緒に参加した第1回母親大会のころからの憲法をめぐる動きを語り、「地域からの運動を今こそ」と呼びかけました。

 「今日の運動」として全国のたたかいが報告され、「安倍政権ノー」の訴えに共感の拍手が起こりました。

 集団的自衛権行使を容認する「閣議決定」の撤回と憲法9条を生かすことを求める特別決議を採択しました。

 東京都東大和市から1歳の男の子を抱いて初参加した女性(25)は「集団的自衛権行使容認の『閣議決定』にこんなに反対している人がいるとわかって心強い。今日の話を持ち帰り、反対の輪を広げていきたい」と話していました。

 3日は分科会が行われます。


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