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2014年6月17日(火)

「しんぶん赤旗」ここが読みどころ

世界の世論・運動に注目

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(写真)反ファシズムのスローガン「NO PASARAN(やつらを通すな)」を掲げ、極右に抗議する高校生ら=5月29日、パリ(島崎桂撮影)

 「反ファシズムのフランスの運動の力、魂が生きているのを見る思いです」

 5月31日付国際面で報道した「反極右 仏全土デモ 高校生がよびかけ 『歴史逆行許さない』」について、読者から寄せられた声です。

 5月25日に開票された欧州連合(EU)の共同執行機関、欧州議会選挙では、EU主導の緊縮策に対する左翼勢力とともに、極右勢力の台頭も目立ちました。フランスでは、極右の国民戦線が国内第1党となり、国民のなかではこれに対する懸念が広がり、高校生の行動となりました。

 「しんぶん赤旗」の国際面では、世界各地の進歩的運動、国民生活向上に向けた施策などを重視しています。米国のファストフード労働者をはじめとする最低賃金引き上げの運動にも光をあてています。

 来年は被爆70年。いま、国際社会のなかで、核兵器禁止条約の早期交渉開始を求める声が出ています。原水爆禁止日本協議会(日本原水協)と日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)はその交渉開始を求める各国政府への要請を強めています。「しんぶん赤旗」は、こうした動きの報道とともに、核兵器廃絶を求め、世界の運動、世論に注目しています。

 (外信部)


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