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2014年5月15日(木)

改憲手続き法 審議入り

参院 仁比氏「根本的な欠陥法」

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 自民、民主などが共同提出した改憲手続き法(国民投票法)改定案の趣旨説明が14日、参院憲法審査会で行われ、審議入りしました。

 審査会に先立って行われた参院議院運営委員会で、日本共産党の仁比聡平議員が討論に立ち、改定案は改憲手続き法の根本的欠陥をそのままに、「ともかく国民投票を動かせるようにしようというものだ」と批判。改定案の審査会付託に反対する立場を表明しました。

 また、仁比氏は「国の最高法規である憲法改定に関わる法律改定にあたっては、現行法の問題点も含め賛否を超えて徹底した審議こそ必要だ」と主張しました。

 同改定案の衆院審議はわずか4日間(17時間)。改憲手続き法には最低投票率の規定がなく、国民の自由な意思表明や国民投票運動を不当に制限するなど根本的な欠陥があるにもかかわらず、国民の意見を聞かずに短期間での採決が強行されました。

 14日の参院憲法審査会後開かれた幹事懇談会では、21日午後に対発議者質疑を行い、26日、6月4日に参考人質疑を行うことが決まりました。


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