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2014年5月4日(日)

政府の解釈改憲 勝手許されない

各党議論で高橋議員

秋田

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(写真)憲法のあり方を各党の代表が議論した憲法アクションDays=2日、秋田市

 憲法について考える「憲法アクションDays『この国のあるべき姿を描こう』」が2日夜、秋田市内で開かれ、各党の議員らが出席し議論しました。同企画は、日本青年会議所東北地区秋田ブロック協議会が主催したもので、約150人が参加しました。

 日本共産党の高橋ちづ子衆院議員は、産経新聞の世論調査(4月1日付)で憲法改正賛成を反対が上回った例を紹介し、国民のなかに改憲の要求は起きていないと指摘。集団的自衛権の行使を憲法解釈変更で容認しようとしている問題について「政権が変われば憲法の解釈が変わるというのはあってはなりません。時の政権の勝手を許さないためにその手を縛るのが立憲主義。核の脅威や領土問題などを口実としているが、平和の外交的努力こそ大事です」と語り、共産党が北東アジア平和協力構想を提唱して野党外交の努力をしていることを紹介しました。

 自民党の中泉松司参院議員は、天皇を国家の元首にすることや国防軍を規定することなど自民党の憲法改正草案を紹介しながら改憲を訴えました。

 日本維新の会の村岡敏英衆院議員は、96条改憲の必要性を強調しました。

 民主党の沼谷純秋田県連幹事長は、解釈改憲による集団的自衛権行使容認は「裏口的なやり方」と批判。

 公明党の若松謙維参院議員は現行憲法に条文条項を追加する「加憲」を主張し、社民党の石田寛秋田県連合常任幹事は「憲法を守っていかなければ」と訴えました。

 議論を聞いた男性は「危険な動きがあることが分かった。ますます憲法を守っていかなければならない」と感想を語りました。


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