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2014年4月25日(金)

国民平和大行進

東京―広島1000キロ つなぐ各国青年

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 国民平和大行進(同実行委員会が主催)は5月から8月、核兵器廃絶を訴えて歩きながら、全国各地から被爆地の広島、長崎をめざします。ことしは東京―広島コースで、各国の青年が1000キロの道のりをリレーでつなぐ「国際青年リレー行進」をおこないます。

 5月6日に東京・夢の島を出発し、約3カ月かけて広島(8月4日終結)をめざします。被爆70年と核不拡散条約(NPT)再検討会議を来年に控え、核兵器禁止条約の交渉開始が国際政治の焦点となるなか、平和行進を通じて、日本の草の根の運動を世界に発信します。

 「国際青年リレー行進」は、3月の「3・1ビキニデー」に海外代表として参加した非核フィリピン連合のマラヤ・ファブロスさんが呼びかけていたものです。マラヤさんは昨年の平和行進に参加し、膝を痛めて行進を断念するまで東京―奈良間を歩きました。

 平和行進は、核兵器のない世界を願う人なら、だれでも参加できます。実行委員会は「多くの青年が参加してほしい」と呼びかけています。

 「国際青年リレー行進」の行進者を紹介します。

 6月11日〜16日(岐阜)、6月21日〜26日(京都)の行進者は未定です。

 同実行委員会は「『平和行進』フェイスブックに各地の取り組みを投稿し、交流しましょう」と呼びかけています。

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 5月6日〜19日(東京・神奈川)

 マギティング・ファブロスさん(33)=フィリピン=

 マラヤさんの弟。歯科医で、チャリティー歯科医療の要請に応え、国内の貧しい地域にも出向いています。平和と正義のために無償で活動する非政府組織(NGO)を支援。2010年と13年の原水爆禁止世界大会に参加しました。


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 5月19日〜6月11日(静岡・愛知)

 アーサー・タイマングロJr.さん(26)=グアム=

 グアム平和正義連合代表。大学で社会福祉を学んでいます。グアム先住民チャモロ族の血を引いています。


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 6月16日〜21日(滋賀)

 西田ちひろさん(29)=滋賀=

 昨年の平和行進では通訳サポートとしてマラヤさんの行進を支援。マラヤさんの思いに背中を押されて県内通し行進を決意しました。


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 6月26日〜7月2日(奈良・大阪)

 マラヤ・ファブロスさん(35)=フィリピン=

 1級建築士。アラブ首長国連邦のドバイで働いた後、帰国し、平和活動参加の第一歩として昨年の平和行進に参加。母親は非核フィリピン連合事務局長のコラソン・ファブロスさんです。


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 6月30日〜7月16日(大阪・兵庫)

 ニーニョ・マラカステ・デシエルトさん(32)=フィリピン=

 フィリピン戦争ストップ連合の加盟団体であるミンダナオ民族平和運動(MPPM)の青年リーダー。作曲もしている音楽家です。


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 7月18日〜8月4日(岡山・広島)

 マニシャ・ガウルさん(42)=インド=

 社会福祉・研究のためのローパンタラン協会を設立。平和活動家としてのとりくみも。昨年の世界大会に初参加しました。


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 7月26日〜8月4日(広島)

 ソフィア・ウォルマンさん(25)=アメリカ=

 アメリカフレンズ奉仕委員会の平和経済保障プログラム委員。昨年の世界大会に参加。マサチューセッツ州で、雇用と社会保障を守り、富裕層への増税、軍事支出削減を求めた住民投票運動の組織に尽力しました。


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