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2014年4月19日(土)

大学新入生の願いに応えて

民青元気

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 大学生活のスタートを切った新入生たち。日本民主青年同盟(民青)は、新入生の願いにこたえる活動を強めながら、仲間を迎えています。首都圏では10年来最高の仲間を迎えているところも。民青が元気です。


 「チラシで共感したので参加したくて予定を繰り上げてきました」―。中国地方の大学班が計画した「お花見」企画に新入生が飛びこんできました。「原発、核兵器はなくさなくてはいけない。憲法9条はこの世でいちばん大事」と語り、民青に加盟しました。

 北海道では、昨年末に秘密保護法反対で結びついた新入生が、「自分の意見を社会に発信したい」と加盟しています。

安倍暴走で対話

 首都圏では、アンケートで新入生と対話を重ねています。関心が高い項目には「憲法」「秘密保護法」「靖国参拝」「原発」などにずらりとチェックがつき、「安倍さんが集団的自衛権を行使しようとしていることが怖い」「自民党が多数を占めて怖い」など、安倍政権の暴走に対する危惧と批判が出されて、対話が弾んでいます。さらに、「『資本論』を読んでみたい」という項目にチェックを入れる新入生も少なくありません。

 被災地ボランティアや無料塾を「やってみたい」という新入生が多いのも特徴です。民青が学びとともに、ボランティア活動をやり、秘密保護法廃止、原発ゼロの行動を起こしていることに「すごいですね」と感心する新入生も目立ちます。“学びたい”“何かしたい”という新入生が、民青の活動に共感しているのです。

とりくみ広げる

 民青は新入生とともに学び、行動しようと、ゴールデンウイークにとりくまれる全国青年ボランティアセンターのとりくみの紹介をはじめ、「大門実紀史参院議員を招いたブラック企業問題のシンポジウムや憲法、教育問題で企画」(宮城)を予定するなど、意欲あふれるとりくみを広げています。

各地の新入生歓迎運動で、民青に加盟した新同盟員の声を紹介します。

原発なくしたい

東日本A大学の女子

 高校時代、父に志位さんの演説会に誘われて、参加しました。共産党が大企業とゆ着しないで国民の幸せに正面から向き合い、実現しようとする姿勢に魅力を感じてきました。そんな共産党を応援したいし、もっと社会のことを知りたいと思って、民青に入りました。

 政治や憲法のこと、世界から見た日本の状況や問題点など、これまで友達と話せなかったことを意見交換したり学んだりすることが楽しみです。

 私は福島県の出身です。高校生のときに福島第1原発事故が起こり、1カ月間、外出できませんでした。父が作った農産物も風評被害で売れなくなりました。人の手で制御できない原発はなくしてほしい。デモや、自分の思いを表現できる行動に参加したいです。

共産党綱領学ぶ

首都圏B大学の男子

 受験で政治・経済の勉強をしていたとき、いろんな社会問題の現場を自分で見てみたいと思っていました。

 合格発表で、民青の先輩たちと話したとき、秘密保護法がなぜつくられたのかなど、僕の疑問に丁寧に答えてくれました。民青なら、僕が知らない社会の問題を気づかせてくれるのではないか、と加盟しました。

 先日、班会議で日本共産党の綱領と就職難について学びました。最近は、ニュースを見て「それって本当?」と自分の頭で考えるようになりました。

 東日本大震災の被災地ボランティアに行った先輩から、仮設住宅の生活など現場でしかわからない実態があると聞きました。僕も被災地ボランティアに行って自分に何ができるか、考えたい。

社会を知りたい

関西C大学の女子

 以前は社会のことに興味がありませんでした。でも、祖父の病気などをきっかけに、看護師になりたいと思い、社会のことを知りたくなりました。

 患者さんの実情をまるごと知るために、社会的な背景を学ぶこと。安全な医療を提供するために、労働条件をよくすることが大切なこと。看護は平和の上に成り立っているので、憲法を守っていくべきことなどです。

 そういうことを学べる民青は私にとって必要な場所だと感じています。民青で何でも話せる仲間や、疑問に答えてくれる先輩もできました。

 被災地ボランティアや「慰安婦」問題のフィールドワークなど、やりたいことがたくさんあります。民青のことをたくさんの人に伝えて、一緒に学んで行動したい。


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