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2014年4月9日(水)

現行選挙制度 功罪検証を

衆院議長に 山下書記局長が主張

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(写真)与野党10党の書記局長・幹事長が伊吹文明衆院議長(奥列中央)に選挙制度改革について経過を報告。右から2人目は山下芳生書記局長=8日、国会内

 全与野党の幹事長・書記局長は8日、衆院選挙制度問題で伊吹文明衆院議長と会談しました。

 冒頭、石破茂自民党幹事長が衆院選挙制度に関する与野党協議の経過について報告。(1)8党が衆院議長の下に「第三者機関」を設置することに賛同(2)共産・社民両党は、昨年6月の「合意」にもとづいた「現行制度の検証作業」をすすめることを主張し「第三者機関」設置には反対している―と述べました。

 これに対し伊吹議長は、「選挙制度は民主主義の土俵だ。できるだけ大勢の参加が必要」「8党は定数削減を選挙で公約している」などとのべたうえで、「共産、社民の意見も聞いてみたい。議長、副議長で両党と話し合いたい」と述べました。

 日本共産党の山下芳生書記局長は、全政党が参加し29回開かれてきた選挙制度実務者協議の到達点として、「よりよい選挙制度を構築する観点から、現行並立制の功罪を広く評価・検証」するとした確認事項(昨年6月)をあげました。

 その上で、「この検証作業を速やかに行うべきだ。検証が一度もされていないのに『第三者機関』に丸投げすることは国会の責任を放棄することになる」と強調。「選挙制度は民主主義の土俵、有権者の権利にかかわる問題であり、一部の政党できめるものではない」と主張しました。


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