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2014年3月4日(火)

改革深化へ政協開会

昆明テロ ウイグル代表怒り

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(写真)人民大会堂に向かうウイグル族の代表ら=3日、北京市(小林拓也撮影)

 【北京=小林拓也】中国国政への助言機関・全国政治協商会議(政協)の第12期第2回会議が3日、北京の人民大会堂で始まりました。会期は12日まで。政協委員は少数民族の代表ら2229人です。兪正声(ゆせいせい)政協主席(中国共産党政治局常務委員)は報告で「改革の全面的深化の目標実現のため、大きな役割を発揮しよう」と呼び掛けました。

 会議に参加したウイグル族の代表は記者団に対し、1日に雲南省昆明で起きた無差別殺傷事件について「ウイグル族は共に怒り厳しく非難する。彼らの行為は反社会的で反人類的な暴力行為だ」と表明しました。



 全国政治協商会議 中国共産党や各団体、各民族、各界の代表による統一戦線組織。全体会議は年1回で、中国で「最高の国家権力機関」とされる全国人民代表大会(全人代)と同じ時期に開かれます。政協は政府に対して提案や意見を出し、政府は処理状況を政協に報告する義務があります。


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